2008年11月28日金曜日
美しい彫刻
色あせて古ぼけたように見える建造物に近寄って目を凝らすと細部にも鮮やかな彫刻が施されているのが見て取れる。
さすがは首都の王家御用達の寺院だけあって、保存状態は非常に良い。これも仏教とヒンドゥーの文化の集大成のひとつなのであろう。
こういったものを眺めていると脳内BGMにゴダイゴの曲が聞こえてくるのは30代以上の日本人だけの特権か。
2008年11月27日木曜日
お昼ごはん
ダルバール広場
まんだらだらけ
カトマンズへの戻り道
2008年11月26日水曜日
お気に入りの一枚 「牛と少女」
2008年11月25日火曜日
ブングマティの子供たち
ブングマティの犬たち
タイや台湾でもそうだったが、犬が町のあちこちにいる。首輪をしてる犬、してない犬、どいつもこいつも放し飼い。
日本では東京オリンピックを境に野犬が一掃され、飼い犬にはみな首輪と鎖が付けられてしまった。服を着させられている気の毒な犬もいる。
人は犬と、犬は人と折り合いをつけ共生してるさまは実に自然で喜ばしい。これはつまり犬をいじめたり食べたりする輩がいないからこそ犬たちも安心して暮らしていけるのだろう。
世界には犬をいじめて辛い味噌で煮こんで食べてしまう国もあると聞くが、まぁ、近寄らないでおこう。
でも臆病な日本人としては、狂犬病の予防注射はしてないんだろうなぁ、発症したら致死率100%だぜ、くわばらくわばら。なんて不遜な事も考えてしまったりする
2008年11月24日月曜日
ブングマティの町並み
バスターミナル
朝焼けの中に浮かぶバスターミナル。
次の目的地のポカラには当初バスで向かうつもりだった。でもサキャさん曰く、「バスは危険」。
何が危険なのか。まず道が悪い。雨季になるとぬかるんでまともに走れないような道なんだそうだ。そして車もボロイ。容易に想像できる。結局乗ってないのでわからないが、後年乗ったアンコールワット行きのバスとどっちがひどい乗り心地だったんだろうか?あれ以上ひどい乗り物は無いと思いたい。この話はまたいずれ。
今は冬なので雨の心配は無いが、もっと危ないモノがある。「マオイスト」。つまり毛沢東主義者のゲリラ活動がこの時期盛んだったのだ。バスを襲って殺しはしないが金品を取られたりする事があるらしい。名目は「資金援助」。この時点では後年この組織が政権の一翼を担うことになるとは夢にも思わなかった。
サキャさんの強い薦めもあって結局ポカラへは飛行機で飛ぶことになった。
朝のカトマンズ
2008年11月23日日曜日
カトマンズのホテル
食事も終わって、タクシーでカトマンズ市内のホテルまで送ってもらった。
この時に乗ったタクシーが恐らく初期型のトヨタカローラ。自分が子供の頃に作られたであろう車がネパールで元気に走っている様は感動に値する。エンジンも快調で乗り心地も悪くなかった。
ネパールでは最近の排ガス規制の影響で、中古車の輸入制限がされているらしく、日本車で走っているのはものすごく古い物か、最近の物のいづれかである。
さて、ホテルに着いた。1泊25ドル。ちょと高いか。ホットシャワーのみで湯船は無い。従って寒い。暖房器具は写真に写っている赤外線ストーブのみ。これが全然暖かくない。聞くところによるとネパールの家庭には基本的に暖房器具は無く、寒いときは着込んだり暖かい物を飲み食いするそうな。ああ、コタツが懐かしい。
長かった一日が暮れてゆく。
サキャさん家のカレー
折り紙
海外に行く際に必ずもって行く物の一つ、それが折り紙。老若男女問わず、日本の折り紙は喜ばれる。まぁ、折れるのは鶴だけだけど。
というわけで、子供たちに折り紙を教え始めた。灯りが無いのでマグライトを頭に乗っけた間抜けな状態で折り紙教室を開始。
子供たちに手本を見せながら折り方を教えていく。たどたどしい手つきで懸命に紙に折り目を付けていく子供たち。やがて自分たちで折った紙が鳥の姿になるのを見ると目を輝かせて喜んでくれた。
この瞬間が見られるから旅に折り紙は欠かせない。メモにも使えるし。ダイソーで105円(税込み)。
酒場の家族
酒の肴
古今東西、旨い酒には旨い肴が必要。
インド、ネパールと言えばカレーである。よってすべての料理はカレー味。
サキャさんが「これはどんな料理だと思いますか?」と聞いてくる。一皿目は野菜のカレースープだ。2皿目は肉?いやチーズか?と逡巡していると「これは牛肉(水牛肉)ですよ。どこの部位かわかりますか?」とサキャさん。
いやな予感もあるけど、とりあえず食べてみよう。まったりプニプニとしていてカマンベールチーズのような舌触り。味はまぁ、カレーだが。これはあれだな、なんというか、今(2003年末)現在アメリカとイギリスで話題になってる、レクター教授と山岡士郎の好物の・・・
サキャさん、答えは?「脳みそです」。・・・・やっぱり!
まぁでも味は悪くないし、これは牛でなくて水牛だし、せっかくだから食べられそうなものは何でも挑戦しておこう。(この考えが後に自分を窮地に追い込むわけだが・・・)
楽しい酒場の夜は過ぎてゆく。
ブングマティの酒場
ブングマティ村のバスターミナル広場にある酒場にやって来た。
真っ暗な店内に地元の男たちが楽しげに
集っていた。みなとても優しく穏やかで、あっという間に溶け込むことが出来た。
ここで飲まれて
いる酒はネパールで有名なラクシーという蒸留酒ではなく、
醸造酒のようだった。日本酒に炭酸を含んだような味。おそらく原料は米だろう。非常に飲みやすく、ジュース感覚で飲めてしまう、アルコール度数は日本酒よりも低い感じ。おそらく4~5%くらいなんじゃないかな?
停電
サキャさんの家でパソコンをいじっていたら突然電源が落ちた。停電である。
電力供給の安定しないネパールでは頻繁に電圧降下や停電が発生する。しかも復旧は遅い。この日の停電も復旧したのはあくる日の夕方だったそうだ。ちなみに日本の年間平均停電時間は6分だそうだ。
そんな事情のせいか、ネパールでパソコンを持っている家には必ずUPS(無停電電源装置)がある。そのUPSが頻繁にピーピーなっているところ見ると電圧が安定していない事を実感する。
真っ暗な室内では何も出来ないので、サキャさんに村を案内してもらうことになった。村中が漆黒の闇に沈んでおり、灯りがほとんど無い。バックパックで一人旅をしていたらとても近づけない風景である。
登録:
投稿 (Atom)