2008年11月25日火曜日

ブングマティの犬たち

タイや台湾でもそうだったが、犬が町のあちこちにいる。首輪をしてる犬、してない犬、どいつもこいつも放し飼い。

日本では東京オリンピックを境に野犬が一掃され、飼い犬にはみな首輪と鎖が付けられてしまった。服を着させられている気の毒な犬もいる。

人は犬と、犬は人と折り合いをつけ共生してるさまは実に自然で喜ばしい。これはつまり犬をいじめたり食べたりする輩がいないからこそ犬たちも安心して暮らしていけるのだろう。

世界には犬をいじめて辛い味噌で煮こんで食べてしまう国もあると聞くが、まぁ、近寄らないでおこう。

でも臆病な日本人としては、狂犬病の予防注射はしてないんだろうなぁ、発症したら致死率100%だぜ、くわばらくわばら。なんて不遜な事も考えてしまったりする

2008年11月24日月曜日

ブングマティの人々

ブングマティに住む人たちは実に良い笑顔で笑っている。

幸せってなんだっけと明石屋さんまが歌っていたが、こんな笑顔で暮らせることが幸せって事なんだろう。

ブングマティの町並み

ブングマティはカトマンズから南に30km離れた郊外の田舎町。

途中の道は所々舗装に空いた穴を避けながら走らなければならない。さらにこの時期、軍隊による検問も随所にあった。マオイストへの警戒のようだ。

さて、ブングマティの建物を見ると、レンガ造りが大半で、しかもかなりの年代物だ。道は基本的に未舗装だが、所々石畳になっている。

ヒンドゥーのストゥーパもあり、宗教と生活の密接さが伺える。












のどかな風景の中にまたかという感じでコカコーラの看板が現れる。まったく、どこにでもあるんだなこの砂糖水は。

少し興さめて、コーラなからましかばと覚えしか。

バスターミナル

朝焼けの中に浮かぶバスターミナル。

次の目的地のポカラには当初バスで向かうつもりだった。でもサキャさん曰く、「バスは危険」。

何が危険なのか。まず道が悪い。雨季になるとぬかるんでまともに走れないような道なんだそうだ。そして車もボロイ。容易に想像できる。結局乗ってないのでわからないが、後年乗ったアンコールワット行きのバスとどっちがひどい乗り心地だったんだろうか?あれ以上ひどい乗り物は無いと思いたい。この話はまたいずれ。

今は冬なので雨の心配は無いが、もっと危ないモノがある。「マオイスト」。つまり毛沢東主義者のゲリラ活動がこの時期盛んだったのだ。バスを襲って殺しはしないが金品を取られたりする事があるらしい。名目は「資金援助」。この時点では後年この組織が政権の一翼を担うことになるとは夢にも思わなかった。

サキャさんの強い薦めもあって結局ポカラへは飛行機で飛ぶことになった。

朝のカトマンズ

夜が明けて、迎えに来てくれたサキャさんのバイクに乗せてもらい、ブングマティへ出発。

先にも書いたが、ネパールの道路にはいろいろな物が入り乱れて走っている。車にバイクに人に馬。

騎兵隊は道路で信号待ちしている間に一仕事して落し物をしてゆく。馬の粗相をとがめる人も気にする人もいないようだ。やがては乾いて野に混じる。

これがカトマンズの日常風景。

2008年11月23日日曜日

カトマンズのホテル

食事も終わって、タクシーでカトマンズ市内のホテルまで送ってもらった。

この時に乗ったタクシーが恐らく初期型のトヨタカローラ。自分が子供の頃に作られたであろう車がネパールで元気に走っている様は感動に値する。エンジンも快調で乗り心地も悪くなかった。

ネパールでは最近の排ガス規制の影響で、中古車の輸入制限がされているらしく、日本車で走っているのはものすごく古い物か、最近の物のいづれかである。

さて、ホテルに着いた。1泊25ドル。ちょと高いか。ホットシャワーのみで湯船は無い。従って寒い。暖房器具は写真に写っている赤外線ストーブのみ。これが全然暖かくない。聞くところによるとネパールの家庭には基本的に暖房器具は無く、寒いときは着込んだり暖かい物を飲み食いするそうな。ああ、コタツが懐かしい。

長かった一日が暮れてゆく。

サキャさん家のカレー

酒場からサキャさんの家に戻ってくると、サキャさんの若奥さんがカレーを作っていてくれたのでご馳走になることになった。

ネパールは日本と同じく主食は米。さらにたんまり盛ったご飯の周りにカレーやらほうれん草のおひたしの様な野菜を乗せ、これらを混ぜ合わせて食べる。

右手で食べるのが正しい作法なので、自分も挑戦。4本指でご飯を掬い、親指で口に押し込む。スプーンで食べるよりも明らかに美味しいので、是非とも試していただきたい。

なんで右手だけなのかについては諸説あり、トイレで使うのが左手であり、不浄の手であるからという説や、経典の中で左手で食べるのは悪魔の作法と定義されているからとか、昔読んだ本に書いてあった。